羽毛ふとんお手入れ

 

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ご覧のようにご夫婦でお使いの場合、どこのご家庭でも男性の布団の方が襟元の脂汗の汚れが目立ちます。
さらにいずれも体を温める中央ゾーンのマス目の羽毛が両サイドに片寄った状態になっており保温性が落ちていることが写真からも伺うことが出来ます。

カバーを洗っているから布団はキレイでは無く、特に羽毛ふとんは原毛に油脂分が付着するとふくっらな羽毛同士がくっつきはじめ団子状態になると保温性が悪くなったり片寄りの原因になりかねないので、3年に一度は丸洗い(水洗い)クリーニングをお勧め致します。
衛生面を考えると当然のことと言えば当然なんですけどね!

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さて話を戻しますが、上記の羽毛ふとんを四つ折りにして置いてみるとご覧のように男性がお使いのブルーの方が明確にかさ高も落ちています(^_^;)

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写真上段が女性の布団から出したもの、下段が男性のものです。
上の方は粒の状態が分かりやすいですが、下の男性がお使いの羽毛の方は団子状態になりふっくら感がないためにかさ高が落ちでいるということが分かりますよね。
そしてよ~く見比べると下の方が黄ばんでいました。羽毛に汗やタンパク質が付着しているためです。

こういうのを見ると肌身に付けて寝る布団、おまけに口に一番近いところでお使いになる布団をクリーニングしないというのはナンセンスな話ですよね。

是非これを機会にお使いの羽毛ふとんをチェックしてみて下さい!

CIMG5426この写真は筒の中、左にはダウンボールが確認できますが、右半分は糸くずのようなものが見えますよね。
これはファイバーといって、何年も寝返りを打ったり布団をたたんだりしていると、ふっくらしている羽毛の先が削れておきるものです。
要はゴミとなりマス目の中にずーっと増えてくるものなんです。

残念ながら丸洗いクリーニングでは除去できないものなので、目安として10年~15年に一度は羽毛ふとんの中身のお掃除も兼ねてリフォーム(仕立て替え)をされるとファイバー状になったものや団子状になった保温性に効果を発揮しないものは除去され、新しい足し羽毛を入れることにより、ふっくらキレイな新品同様の羽毛ふとんに生まれ変わり気持ち良くお使いになれます。

どこで買われた羽毛ふとんでもお受けできますのでお気軽にご相談ください。

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